三十四之巻 恋する鰹

ウルトラマンマックスの方は「恋するキングジョー」ですが、こっちは「恋する鰹」。
「恋するカツオ」といってもサザエさんではありません。


恋に悩むトドロキが主題で、同じく恋を意識した明日夢と、恋という感覚に鈍感なヒビキが副菜といったところですが。トドロキははっきり言ってどうでもいいな。あそこまで酷く描かんでもいいと思う。ああまで酷いと現実感がまるで無い。ほとんど社会人として失格レベルだ。
ヒビキの言葉に、胸に響くものが無くなっちゃったな〜ってのは、今回始まったことではないとして…。「恋しちゃってるんだろ?」は無いだろう。どこのオヤジだよ。
せっかくヒビキさんが明日夢のために料理を作りに来てくれたなら、食べるシーンだけじゃなくて、台所に立つシーンも欲しかったなあ。
あきらも恋とは別にお悩みモードですね。鬼候補生としてちょっと頑張りを見せるかと思いきや、自分ですっ転んで足に怪我、威吹鬼の足手まといとなり……。もうちょっと鍛えたという成果を見せて欲しいな。


今回気になったのは、もっちーの手紙の中身と、あのオケラ怪人みたいな変な魔化魍は何者?ってところです*1。あとはどうでもいい。
…っと、そうそう、一応OPが変わったことには触れないとな。
布施明ということであまり心配はしてなかったのですが、これはちょっとあんまりだ。
布施明の美声は存分に発揮されてて良いのだけど、基本的に声を張り上げるパートばかりでメリハリが無い。旋律にもメリハリが無い。それゆえインパクトも無いし、憶えにくい曲になっている。
これなら、歌が無くても前のOPの方が良かったです。
スーパーヒーロータイムのEDコラボレーションは良いと思う。ただこれは、不人気のライダーを戦隊の人気で押し上げてもらおうという魂胆で採用される手段なんだよね〜。
響鬼も落ちたものだなあ。

*1:公式ページによれば「うわん」らしい