河童のクゥと夏休み

近所の立川でやってなかったので、はるばると昭島のMOVIXまで行って観て来ました。
もともとはノーチェックだったのですが、よく参考にさせてもらってる素人映画評のブログで大絶賛だったので。そこの管理人さんは特撮とかは全く興味対象外なのですが、それ以外のところはとても感性が合うらしく、彼が高評価を与える作品を観て、外れたことは一度もありません。今回も期待を裏切らず面白かったです。


とにかく非常に丁寧に描かれてます。主人公のクゥと康一だけでなく、他の人々の挙動や感情がとてもリアルで細かい。
観に来てたのは子連れファミリーが多かったですが、子供では捉えられないような微妙な感情の機微が精緻に描かれており、ややショッキングなシーンもあり、お子様向けとは言い切れません。むしろ大人が見るべきです。見ろ。是非見ろ。悪いことは言わないから。
環境問題、イジメの問題、マスコミの過熱報道の問題など、現代の社会問題を痛烈に切り取りながら、それが全く押し付けがましくない。
クゥが絶望の果てに起こったある出来事で悟った命の大切さ、胸が熱くなります。

ここ最近分まとめて

映画版とどこまでフュージョンさせる気なのか。
先週分までは、良太郎の助っ人要請の部分だけだったので、「こうやって整合取って、本編は本編で進めるわけね、考えたな〜*1」と感心していたのですが、今回のはリンクさせ過ぎじゃないのか? 次週どうやって落とすんだろう?
クライマックスフォームもいきなりCM先行だし(笑)
そうそう、電王vsしん王もなかなか面白かったです。「デンライナーの車窓から」ここで来たか〜!

*1:別時間の本人を助っ人に呼ぶって、ドラえもんみたいだな

ここ最近分まとめて

なんのために戦うのかを悟った途端に過激気を会得!……ってそんなに難しいことか? 激獣拳の歴史上誰も為し得ないほどに難しいことなのか?
そうかと思うと怒臨気*1とかいう拮抗する境地が普通に出てくるし。
過激気を会得して以降、スーパーゲキレンに変身しないと、普通のリンリンシーに対抗できてないのも、ちょっとなんだかなあ…。
ランのスケバンは今時あんなのいないと思うが、伊藤かずえの不良少女は良かった。ドラムのスティックで対抗するのもグッとくる。子供には元ネタはわからないが(笑)
ところで、最近バエが出てないような気がするのですが、何か意味があるのかな?

*1:字はこれでいいのかな

第24話 グッバイ王子のララバイ

「満を持して…」のウィングフォーム、一瞬だったなあ…。もうちょっと活躍してもよかったのに…。
ジークは単に傍迷惑なやつで終わらず、良太郎の釈放にちゃんと役立ってて良かったです。ハナに言われたから働いたのかもしれないけど、働いたことを誇示せず、誰にも知られず密かな活躍で終わってたのが、なんとも美学で良し。
ハナとの掛け合いもいい感じでしたし、機転を利かせてジークを救った良太郎も良かったです。傍迷惑なやつだったのに、とても後味の良い別れでした。


ただ、映画で出てくると分かってるキャラだからいいけど、本編だけで、あれだけ存在感があって、たった2回の放送だと、あれはいったい何だったの?って感じになりそうな話ではあります。つまり浮いてる。
映画リンクの話ということで、ちょっとしたお祭り進行と考えておけばよいのかな。


あとは…ウラかな。さすが詐欺師。警察すら欺くとは。
あの膨大な供述調書。取り調べでどうやって辻褄を合わせたのかが気になる(笑)
披露困憊の筆記役の警官をよそに、もう一度供述内容を確認しようとする取り調べ警官は、根性あるというか何というか。
そこですかさすキンタの寝たふりに入る、流れるようなコンビプレイ。見事。
モモ〜、頑張れ〜。ここんとこ、存在感で負けてるぞ〜。

修行その20 ギチョギチョ!トライアングル対抗戦

今回はなかなか面白かったです。
今まで影が薄くうす〜く、と〜ってもうすかったランとレツに存在感がありました。
臨獣殿フィーチャリング以外でこれだけ燃え要素が詰まっていたのは初めてです。


ジャンと取っ組み合いの喧嘩をするレツ。
2人にバケツの水をぶっかけて、諦めない心の強さを示すラン。
そのランの気持ちに触発され、ランに技のアドバイスをするレツ。
技に走りすぎるレツが、がむしゃらに、泥だらけになって戦ったのは、仲間たちの声援があったから。
仲間の結束の強さという戦隊の至上テーマが、ほとんど初めて訴えられたお話だったのではないでしょうか。
3人の拳聖も良いです。特に妙に知的でクールなゴリラ、最高。


誰も到達したことのない高み=過激気。
誰も到達してない境地の存在が、誰も疑うことなく確信されているのにも驚きますが、さらに過激気をマスターして初めて使用できる武器が開発されているのにも驚きます。
クラッチどんだけ〜