第23話 王子降臨、頭が高い!

また変なキャラクターの登場。王子キャラのジークです。
リュウタロス以上の憑依能力と、モモ達を小型化してしまう特異な能力を持つジーク。
リュウタロスは、小動物や鳥が好きだからジークを連れ帰ったという。かなり無理ある……
それに、デンライナーのいったいどこにこんな謎スペースがあったんだか……


リュウタロスが良太郎にも制御できない強さをもってる理由は、今のところ開示されていませんが、ジークの方は胎児に憑依したために、2007年に生まれるという特殊な現象を経て、他のイマジンより存在する力が強いという理由が示されていました。
てことでオーナーはなんだか納得してましたが…
ジークはパスもチケットも持ってないじゃん!
いつも言ってるみたいに追い出せよ、オーナー。
ついでに、動物を持ち込んで、他の乗客に迷惑をかけたリュウタロスも、オーナー権限で乗車拒否してしまえ。パスを持ってるために追い出すに追い出せなかったリュウタロスを、追い出せるいい機会ではないか。


侑斗はイマジンの後をつけて、ハナはヒントをもとに情報収集して、ジーク良太郎は記憶を思い出して、三者三様で鷹山邸に集まるのは面白い。
憑依をとかれて気付いてみたら、知らないうちにトラブルの真っ只中……というのは以前にもモモとかにやられてましたね。

修行その19 ゴキンゴキン!理央と対決

ついに、というか、かなり唐突に、理央との全面対決!
放送1回休みが2回も入って、中断されまくってるこの時期に、この急速な展開は何?
見逃しちゃったお子様は、ついていけなくなることが必定!


理央との戦いは、映像効果やワイヤーアクションを駆使して、かなり見応えありでした。
ゲキレンジャー3人はやられっ放しでしたが、ジャンが潜在能力の一端を垣間見せてよかったです。
ジャンは以前にも、理央に匹敵する激気を発揮して、潜在能力の高さを見せたことがありますが、それに比べ、ランとレツの2人は、いつもながら、なんともキャラが薄いです。
もうちょっと、何とかならんもんかな…。


過激気か〜。「過激」からの語呂合わせでしょうが、「過」という言葉が危険な香り。禁呪的です。
ジャンの映像もちょっと怖いような映像でした。目が白目ってのもありましたが、あんな勢いでエネルギーを放出していたら、たぶん5分くらいで死ぬと思います。

第22話 ハナせない未来

リュウタと侑斗が全面対決か!? …と思いきや、それはオープニングまででした。
良太郎に説得されたリュウタロスは、それで一応矛を収めます。
「どんなことをしてでも君を止める。たとえ一緒に消えることになっても」とリュウタに対して決意を示す良太郎。最近よくそういう意志の強さを見せてます。ヒーローしてるなあ。


一方、侑斗にゼロライナーが消えずに存在している理由を尋ねたハナは、交換条件で強制労働です。
ハナがあれだけ頑張ったのだから、秘密の一端がついに開示されるかと思ったのですが、当事者の侑斗も実はあまり知らないご様子。な〜んだという結末でした。
しかし、いったんは消えたゼロライナーが存在しているというのは、どういう意味があるんでしょうか。


今回は、ナオミやウラやキンタが地上に降り立つというのが、とても珍しいと言えば珍しい。ほとんどこれだけが見どころかも。
ウラやキンタはどうやって実体化してるのかと思ったら、砂状でぬいぐるみの中に詰まってたのね。そうやれば、実体をもって動き回れるわけか。パワーは出ないけど。
そんな状態のキンタが、自分の力を過信してイマジンを倒そうとしてあっけなくやられる中、そつなくカードを回収するウラはなかなかいい仕事をしますね。
全く出番の無いモモは、ちょっとだけ良太郎に憑依して、因縁をつけてきたチンピラヤクザをぶっ飛ばしますが、あの程度ならハナのパンチでも十分な気が。


あと、侑斗は何のために変身したの? カードに余裕はないのに。
侑斗と桜井さんのご対面で、何か起こるのかと思えば、結局何もなかったし…。
たまたま敵が2体に分離するやつだったから、まあ助かったことは助かったけど、ウラの後モモとかでもなんとか倒せたような気がしますけど。
あと8枚しかカードが無いというは一番驚きポイントだったかも。1枚使っちゃったから、あと7回しか変身できないのかよ? 番組的にはまだ折り返しポイントにも来てないのに。もともと回数券で11枚綴りとかだったのかな。

第22話 ケンカのリュウ儀

今回はあっという間に終わった感じです。


オーナーと良太郎とハナの三者対談は顔近っ。
オーナーとリュウタロスの動きが見事にシンクロ。石丸謙二郎すげえ。


リュウタロスの落書きから、彼の本心を察知するウラタロス。さすが抜け目のない知性派。
みんなリュウタロスの前では愛理姉さんと侑斗の話題には触れないようにしてるのに、嘘のつけない性質のキンタロスは本当のことをしゃべってしまう。あまつさえ、女が男に惚れるのは、「そりゃ強いからに決きまっとるやろ」と信念を語ってしまう。
この辺のキャラの使い方は非常に上手いです。無駄に4人もいないな。


モモタロスはイマジンの気配を匂いで察知します。これはイマジンが持つスキルなのかと思ってましたが、どうやモモ固有のスキルらしい。
同じイマジンでも、デネブは全くもって鈍い。個人差ってあるんだねえ。


リュウタロスダンサーズは、今回はまたいつもに増して踊ってたなあ。
電王ガンフォームとゼロノスアルタイルフォームはほぼ互角。てことは、さらにベガフォームに超変身できるゼロノスの方がやはり強いのか。
でも、なまじ実体化できるだけに、いざという時そばにいないという事態もありうるわけですね。
変身カードも消耗してしまうし、なかなか全てうまくはいかないようで。

修行その18 シャッキンキーン!身体、強い

身体だけ強くたってダメなんだ、心と技が伴わなければ――という教育的メッセージをぶち壊して、身体強けりゃオールOKってことを証明してみせたジャン。
体を乗っ取ろうとしたドカリヤを力ずくで追い出し、無双乱舞でやっつけます。
大好きな師匠のために弟子が見せた心意気に、師匠シャッキーは感涙。
今後も体育会系バカ道を邁進しそうな師弟に乾杯!


師匠を疑わず、シャーフーのそばに密かに止まって、襲撃者の様子をうかがっていたジャンの行動はいいですねえ。
単なる野生児ではない頭脳プレイです。でも才智に長けた頭脳プレイではなく、師匠を信じる思いの強さと、野生のカンを感じさせるようなところが、ジャンらしさを全く損なうことなく、一段上に成長したジャンの姿を見せる形となってて良かったです。
エレハン、バットの両マスターが安易にシャッキーに疑いをかけたのに対し、犯人の正体を察知していたらしいシャーフーもさすが。
バット・リーも、ゲキシャークの攻撃を受け止めて弾き返すのはすごい。ビックリした。さすがは技のマスター。
美希さんのワイヤーアクションはこれまたスゴイ。伊藤かずえは、よくここまでやるなあ。


獣拳武装ゲキシャークトージャは、水中戦闘用みたいだから、普通なら今後あまり出番は無さそう。レッドの持ち物なのに…。
でも、映像はかなり頑張ってたなあ。ドルフィンキックもいかしてたし。胴体のぶん回しを、手や武器による殴る蹴る斬るではなく、ドリルに使うという発想もいい。
パワーもあるし、機動性も高い。水中では無敵の強さを発揮しそうだ。
ゲキシャーク単体なら空も飛べることだし、地上戦でも出てこないかなあ。地上で戦うにはちょっと不恰好ですが。

第20話 最初に言っておく

ゼロノス登場話。
なんだか、もったいぶった演出で、強さをアピールしようとしたのはわかりますが、逆にもたもたした印象が。


デネブと合体前のアルタイルフォームは、電王でいうとプラットフォームの状態でしょうね。
単独でも武器が使えるし、まあそこそこ強い。少なくとも、プラットフォームでは全く戦力にならない電王よりはだいぶ強い。
でも、デネブに捕まえさせておいて、身動きできないところを滅多斬りって…。まあ、相手はイマジンだから、デネブみたいに卑怯だとは言いませんが、あれで
「最初に言っておく。俺はかーなーり、強い」
と言われても、本当に強いのか?という疑いはある。必殺技も無いんじゃないか?


ベガフォームへの変形プロセスはなかなかグッド。
地割れは大げさ。
あと、マントが偉そう。
力自慢っぽいな〜、キンタロスとどっちが強いかな〜、と思ったら、武器は飛び道具かよ。
肩の連射ミサイルの速射性も、必殺技のボウガンの威力も、同じ飛び道具のリュウタロスを上回りそうな感じだ。でも、リュウタロスはそれ以前に、命中率の低さが致命的だ。



そうそう、ゼロノス登場の影に隠れて書きそびれるところでしたが、番組的に面白かった部分は他にありました。
良太郎の心の強さが垣間見えたところです。
侑斗に止められ、落ち込んだかと思ったら全くそんなことはなく、いち早く行動を起している良太郎。
たとえ止められても「必要だと思えばやるよ」と明言する良太郎。
カッコイイです。
力の強さじゃない。心の強さ。これぞヒーロー。

修行その17 ゴロゴロ!師弟愛

新たな拳聖シャッキー・チェンの登場。声の人はジャッキー・チェンの中の人という、これだけでかなり嬉しいキャスティング。


シャッキーのトラップをことごとく力技で突破するジャンもカッコイイし、ジャンとシャッキーの意気投合ぶりもとてもいいです。
「君たちは腕立て9万回ね〜」って、ランとレツは全く眼中に無しというか、ひどすぎる放置の仕方がステキです。


しかし、体ばかりを鍛えまくって、心と技をなおざりにしてきたシャッキーは、敵のドカリヤの技でいとも簡単に操られてしまいます。
え〜〜拳聖なのに〜〜。。。
そういえば、昔ファイナルファンタジーのどれだったかで、攻撃力は頼りになるんだけど、混乱系の敵に滅法弱いやつがいたな。臭い息とかで必ず寝返るの。コンフュの上にバーサク。なまじ強いだけに迷惑。
来週は汚名返上なるでしょうか。


ところで、ゲキシャークまでもが何故寝返るの? 激獣は激気を実体化させただけで、個別の意思を持つ生命体じゃないのに。
シャッキーがジャッキーの声で「ゲキシャーク、いったいどうしちゃったんだぁ〜」とほのぼのした悲鳴をあげて次回に続くというのも…。
いや、あの声は実にいいのですが。だから、ゲキシャークはシャッキー子飼いのペットではなくて、ジャンたちが実体化させた激気なんだって……。
自ら決めた設定を踏み外していることに気付いてないのか、気付かないフリをしているのか……。



あと、拳魔ラゲクの「私が聞きたい悲鳴は一人だけ」って、絶対シャーフーのことだと思ったのに、シャッキーなの? ホント? ドカリヤ君、間違ってない?