Episode.44 モータル・キャンペーン

今回の特捜戦隊デカレンジャーはボス=ドギー・クルーガーのフィーチャリング・エピソード。と同時に、ラスボスのエージェント・アブレラを立ち上げて、ラストに向けてスタートする話。
今回の敵、ボクデン星人ビスケスは、ドゥギーの剣の師匠の息子にして元弟弟子。ドゥギーのDソード・ベガに似た剣、ソード・アルタイルを持ち、ドゥギーと同じ銀河一刀流の使い手です。かなり強敵…なんですが、命乞いしてみせたり卑怯な手を使ったりで、イマイチ「強い」って感じがしないです。
ビスケスは、ドゥギーが銀河一刀流の後継者となり自分が継げなかったことで彼を恨んでいる。それに目をつけたアブレラは、前回のブラウゴール大繁殖大儲け計画を邪魔され、デカレンジャーを恨んでおり、ビスケスと手を組み、SPDの階級章を奪ってネットで晒しものにすることで「地球署なんて怖くないキャンペーン」を張り、犯罪者来場歓迎千客万来俺様丸儲け計画を目論む。


すんごい数のドロイドをバッタバタと打ち倒すアクションシーンは燃えますね〜。ドロイドの強さが3タイプあることもデカレンの面白さの重要要素だと思います。バーツロイドとかは単なる雑魚じゃないから、それが複数出てくると、敵の圧倒感がひとしおです。
「心無き剣は〜」と精神が重要そうなこと言っといても、結局は「お前では俺の足元にも及ばない。それが俺が選ばれた本当の理由だ!」と、ミもフタもない、ぶっちゃけ力が正義だ論理で圧倒撃破するボスがまたステキです!
秘技ベガインパルスもかっちょいいー!
意外と強いエージェント・アブレラ*1との戦闘も初見です。でも、ただ強いで終わらず、チームワークで撃退する辺りがまた燃え要素ですね。
ヒューマンドラマの方はあまりないものの、爽快感のある等身大アクションに燃える回でした。
アブレラデカレンジャーを露骨に敵視し出して、最終対決が近いことを予感させます。
エージェント・アブレラ、奴を倒さなければアリエナイザー犯罪の根は断てない。アブレラ倒すぞ野郎ども!と決意も新たに、ラストに向けて突っ走るデカレンジャーでありました。
…と思ったら次回はコメディ編ですな。

*1:すごい兵器やアイテムを売るほど持ってるんだから当たり前か