第20話 最初に言っておく

ゼロノス登場話。
なんだか、もったいぶった演出で、強さをアピールしようとしたのはわかりますが、逆にもたもたした印象が。


デネブと合体前のアルタイルフォームは、電王でいうとプラットフォームの状態でしょうね。
単独でも武器が使えるし、まあそこそこ強い。少なくとも、プラットフォームでは全く戦力にならない電王よりはだいぶ強い。
でも、デネブに捕まえさせておいて、身動きできないところを滅多斬りって…。まあ、相手はイマジンだから、デネブみたいに卑怯だとは言いませんが、あれで
「最初に言っておく。俺はかーなーり、強い」
と言われても、本当に強いのか?という疑いはある。必殺技も無いんじゃないか?


ベガフォームへの変形プロセスはなかなかグッド。
地割れは大げさ。
あと、マントが偉そう。
力自慢っぽいな〜、キンタロスとどっちが強いかな〜、と思ったら、武器は飛び道具かよ。
肩の連射ミサイルの速射性も、必殺技のボウガンの威力も、同じ飛び道具のリュウタロスを上回りそうな感じだ。でも、リュウタロスはそれ以前に、命中率の低さが致命的だ。



そうそう、ゼロノス登場の影に隠れて書きそびれるところでしたが、番組的に面白かった部分は他にありました。
良太郎の心の強さが垣間見えたところです。
侑斗に止められ、落ち込んだかと思ったら全くそんなことはなく、いち早く行動を起している良太郎。
たとえ止められても「必要だと思えばやるよ」と明言する良太郎。
カッコイイです。
力の強さじゃない。心の強さ。これぞヒーロー。