第2話 ライド・オン・タイム

実体化して、なお面白いモモタロス
ハナにグーで殴られ、怒ってる最中でもコーヒーが気になる。


世界観が見えてくる第2回ですが。新しいこともいろいろ分かったけど、新たな疑問もいっぱい。
デンライナーってのは、そもそも誰の意思で動いてるんでしょう? 時の運行を守るってのが、ハナにとっては使命らしいですが、オーナーは電王にもイマジンにも組しない立場らしい*1。でも、1話冒頭ではイマジンを追っかけてるし、今回は電王が運転(?)してるし。
電車がカーチェイスしちゃいかんだろう。
ていうか、それ以前に、現実世界に姿を現しちゃいかんだろう。人目につき過ぎる。
さらには、対イマジン用の兵器まで搭載。巨大ロボにでも変身するのかと思ったよ(笑)
しかし、デンライナーの一斉爆撃はちょっといただけないな。爽快感に欠ける。今後もイマジンはギガンデス化して、その都度ああやって倒すのだとしたらガッカリだ。


今回のライダーは、怪人の存在が世間的に露呈しているのね。衆人環視の中で被害者が出ていて、雑誌記者は既に取材に動いていたりする。
一般人の容赦ない殺され方がエグイです。殺される人間が砂とか何かに変質するわけでなく、死体がそのまま残る殺し方。
上空から落とされるって、クウガを彷彿とさせますな。特定の共通項を持つ人が狙われるところなんかも。
敵の残虐さを曖昧にしない姿勢は好感を持てます。良太郎君のような優しくて気の弱い人間が戦いに身を投じるためには、あれくらい敵が凶悪で丁度いい。


ただ一方で、イマジンが契約をしてまで過去に遡る根拠が希薄なような気がする。
過去へ飛ぶ都度に別の契約者を探して、次々とその過去を辿って目的の時代までさかのぼって、歴史を根底から覆すのが目的なのかなと思ってたのですが。
過去に飛んで何をするのかと思ったら、タンクローリーを暴走させただけかよ!
例えば日米首脳会談を目前に控えた小泉総理(当時)を轢き殺すとかなら分かりますが、目的も無くただ破壊活動するだけなら、わざわざ過去に遡らなくても、今やればいいじゃん! どうせ未来からやってきたんだし、数年ばかし遡っても一緒だろ!

*1:公式ページによれば