Task.48 恐怖なる大神官

さくら姉さんの、チーフが行方不明で取り乱したり、「帰ってきたのは、私だけ…」とか、「トンガリ頭!」とか良かったですが。
蒼太を励ますのが風のシズカだったりするのも良かったですが。
菜月と真墨も過去のエピソードが活かされてて良かったですが。
それぞれが自分だけのプレシャスに気付くシーンも――ちょっと無理矢理なのもありましたが――なかなか良かったですが。


でも、なんかねえ。納得いかないなあ。
前回も書いたけど、ゴードムエンジン3機搭載という程度で、ガジャが対抗できないくらい強いってのもどうかなって感じだし、保有しているプレシャスの数にしたってサージェスの方が圧倒的に有利なはずだ。
なのに安易に保管庫を爆破したり、ビークルを封印したりするものだから、余計に対抗できなくなるし、ゴードムの心臓は呆気なく奪われるし。
ていうか、保管庫を爆破するならするで、確実にプレシャスを破壊できるように考えてやれよって話ですよ。箱物はぶっ壊したけどプレシャスは無事でした、では、ただ無防備にばら撒くのと一緒ではないか。


はっきり言って、完全にミスターボイスの戦略ミスです。
だいたいあのトンガリ頭のやることは、以前からオカシイことが多かった。
だから実はサージェスこそが真の敵では?と勘ぐったりして楽しみにしてたのだが、ボイスの正体は○○でした、なんてそんなオチか!
お前のせいで、ボウケンジャーは陥らなくてもいいピンチに陥って、数多くの人類の叡智は永久に失われてしまったんだぞ!
○○なら許されると思ったら、大きな間違いだ!