最終話

全人類をネイティブに! これも全体主義の話だった(笑)
落ち着くところに落ち着いた、まずまずなエンディングだったと思います。
前回死んだようなラストだった天道が、何の説明もなくピンピンして登場する辺りは、他の番組ならブチキレものですが、カブトなら許せる。天道の神出鬼没な超人ぶりは、今に始まったことじゃねえしな(笑)


ラスボスは弓削っちこと三島だったか。最初からの登場人物とはいえ、ワームとしてはぽっと出の新人。こんなのがラスボスじゃ、ちょっとねえ。だいたい元は変な弁護士ライダーに付いてた用心棒じゃねえか。もしくは偽タキシード仮面(笑)
根岸さんがCGバリバリの巨大ワームとかに変身してくれたら良かったのに。


天道と加賀美が友情を確かめ合うシーンも良かった。あとそれぞれの後日談も。
天道はなぜパリ? 欧米か!とつっこんでほしかったのでしょうか。
常識的に考えるとパリに日本料理屋でも出したのかなとも思いますが、究極ニートの天道が仕事ってのもちょっと合わない感じ。いや、時々は働いてましたけどね。じいやの屋台をやったり、学校でヤキソバパンを売ったり、警察組織で出世街道にのし上がったり。
本当に豆腐を買うためだけにパリに行ったというのが最も単純な解釈だけど、それならなぜパリ?欧米か!
日本の方がいい豆腐あるだろう。仮にパリに最高の豆腐職人がいるとしても、日本まで運ぶ間に鮮度落ちるぞ。
合理的な解釈としては、パリにもネイティブが出現して、東京タワーならぬエッフェル塔でパリジェンヌ総ネイティブ化計画をやってるのを阻止しにいったというのが一番しっくりくるかも。神出鬼没の天道だしな。


なんだか、本編の感想より、ラストシーンの天道inパリの感想の方が長くなってしまいました。
終わってしまったな〜、仮面ライダーカブトも。
天道役の水嶋ヒロ君は、演技力もあったし、ルックスも運動性能もかなりいいので、今後もいろんな方面で活躍を見せてくれるんじゃないでしょうか。ファッション誌とかで女の子ウケな仕事ばかりでなく、男にもアピールする仕事をしていただきたいですね。
剣役の山本裕典君とかは、出番が終わるか終わらないかの内にCMなんかにバリバリ出てて驚きましたが。
俺的には、加賀美とミサキーヌの今後の動向が気になるところです。あと矢車さん。