激闘の覇者

前回ヤプールを封じ込めて一安心。怪獣の驚異がなくなった今こそ、我らがトリヤマ補佐官の出番です。
コダイゴンの時と同じく、メテオールを暴走させて世界に混乱を巻き起こすのだ!
期待を込めてトリヤマ補佐官に授けられたデンジャラスなアイテムは、今回はマケット怪獣です。


最初はトリヤマ補佐官の工作に乗ってこないGUYSクルーでしたが、クゼ隊員が持ち前の好奇心で「面白そうじゃないですか」と参加表明。つられるように、他のメンバーも全員参加です。科学者の好奇心とは、いつの世も危険と隣り合わせです。


前半は過去登場の怪獣をマケット怪獣化して、戦力を机上検討するという総集編的展開で進行。
といっても、ディノゾールやケルビムといった外様怪獣は無視して、過去のウルトラシリーズにも登場した譜代怪獣のみにスポットが当ります。総集編とはいえ、最強怪獣はどれだ決定戦でもありますので、強いという定評の無い怪獣は初めから排除です。でも、その割にはグドンツインテールは検討に上がってましたが。


後半は仮想空間で直接怪獣バトル。さあ、トリヤマ補佐官、出番だ!
ウルトラマンを倒したことがある怪獣ということで、さっきは「縁起でもない」と却下したゼットンを真っ先に選んだトリヤマ補佐官。転んだフリしてカプセルを床に叩きつけて、1分間のリミッターを破壊。工作員としては完璧過ぎる仕事です。


かくしてゼットンは暴走。対戦相手として投入された噛ませ犬グドンを一瞬で葬ると、仮想空間そのものの破壊を開始します。このままでは基地システムが侵食され、暴走してしまう!
……って、そういう実験環境は基幹システムとは切り離しておこうよ。基地のリスク管理ぼろぼろ……。
ゼットンが強いのはわかるけど、コンピュータウィルス扱いってのも何だかなあ。
ゼットンを食い止めるべく投入されたマケットウルトラマンメビウスも、指示系統が統一されないためにあっけなく撃退されてしまいます。チームワークぼろぼろ……。


結局はメビウスが仮想世界に突入して*1ミクラスウィンダムの支援を受けて倒し*2、トリヤマ補佐官の計画はもろくも潰えるのですが…。
「結局使えるマケット怪獣はミクラスウィンダムだけってわけね」
全く無視され続けているアギラーの立場は……orz

*1:これはこれですごいな。ミクロ化して人体に突入とかとわけが違う

*2:ボディプレスするウィンダムがなんかイイ!