明日への飛翔

いつも真面目で冷静な鉄面皮、ミサキ総監代行の売りが、まさか「笑顔」だったとはちっとも気が付かなかったのですが。しかしまあ、女性隊員約2名と並べると、笑顔が一番美しそうなのはやはりミサキ女史か。女性隊員が2人もいながらどちらもイマイチちょっと……な理由は、なるほどミサキ女史を引き立てるためだったのね〜と改めて納得した次第。キャスティングの深謀遠慮に脱帽です。


フジサワアサミ教授は1回限りのゲスト出演かと思いきや、今回も出演でした。今回のミッション成功により異次元問題とはおさらばなので、その意味ではお役御免ですが、ミサキ女史との学生時代からの親友という設定が新たに浮上したので、今後も出演機会はあるかもしれませんね。やるな、石橋けい
アライソ整備長とかも出てきて、総力戦の雰囲気です。それもそのはず、今回はGUYS基地・フェニックスネストが飛びます。
フェニックスネスト――不死鳥の巣。巣なのに自ら飛ぶ。さすがに不死鳥は他の鳥とは違います。


サコミズ隊長がベロクロンのミサイルを至近に受けて重傷!
重責を独りで抱えようとするミサキ女史の責任感と、ピンチに結束する仲間たち!
こちらの予測を超えて先手を取ってくるヤプール!!
最終回のような盛り上がりですね〜。


ベロクロンのミサイル弾幕vs戦闘機の戦いもいいですね。ウルトラマンとかにCGを使うのはちょっとどうかなと思う部分もあるのですが、大量なミサイル弾幕なんかはやはりCGがあって良かったという感じです。
しかし、フェニックスネストを援護しなければならない立場なのに、3機合体してガンフェニックストライカーになるというのは戦術的には失敗だろう。合体すれば攻撃力は増すけど、1機になってしまうので、かく乱や援護には不向きです。ウルトラマンメビウスが現れてくれなければ、フェニックスネストは撃墜されていたところです。
でも先に合体してないと、その内の1機を操縦しているミライの手が空かないので、メビウスになるのに不都合を生じるというのも事実。難しいところです。


ベロクロンは、子供の頃に買ってもらった怪獣大図鑑みたいな本*1に、先頭カラーの一番最初に解剖図入りで出てたのを今も憶えており、個人的にも思い出深い怪獣…もとい超獣です。「ベロクロン胃」とか「○○どくぶくろ*2」とかいう体組織の呼び名に、ひどく奇異に思った憶えが(笑)
ヤプールの侵略も、これで終わりとすればわずか3話で終了か。もうちょっと引っ張っても良かった気がしますが。まあ、ヤプールを滅殺したわけではないので、またいずれ出てくるかな?

*1:正しい書籍名は不明

*2:○○は怪獣名