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ふざけるにも 意欲的にも程があるという展開。オリンピック正式競技にパン食い競走を入れてみました、といったところです。仮面ライダークウガクウガが全然出て来ない回がありますが*1、それを軽く凌駕しています。


ワームと料理対決したいならそれはそれでもいいけどさ。なんでゼクトを絡める?
ゼクトがパーティのために料理人を探してて、それをワームに依頼ってなんだそれ??
しかも料理人ワームはインパクター・ロギアの人だし*2
加賀美父も空中浮遊しちゃって「私は今、天国にいる!」とかって、嗚呼……orz
序盤の伝説の黒包丁もなあ…。誰だよ、あの男。誰に追われてたのよ。
「ある男から預かったんだが…」ってそんな悠長な状況じゃなかったじゃん。


東映公式*3より…

何から何まで子供番組としての領域ギリギリです。

いや、完全にはみ出してます。

でも、石田監督に「やっちゃいました……」と微笑まれると、もう何も言えません。

いや、誰かが言ってあげた方がいいと思います。

次回ではさらにぶっとんだ田所さんも見られますよ!!

いや、だからこれ以上進めてどうするんだと。


爺やの正体は、名だたる料理人の師匠にして、著書を通じて天道の師匠でもある人でした。これで天道と爺やの関係がはっきりしました。
その爺やの料理が「豚の餌!」と罵倒されます。
ショックで「ああ…」と倒れこむところを、主人公がやってきて抱き支えるという展開は、まさにヒロインにのみ許されます。
降りかかった家計の財政難から、過労により倒れ、ようやく快復したと思ったらこの仕打ち。一難去らぬうちからまた一難。まさしくヒロインの王道です。
剣のバイト代がたった76円でもプラスだったのが不幸中の幸いでしょうか。皿を割るばかりでなく、横柄な態度や寄付強要で店の信用を著しく傷つけていることを思えば、雇用者からするとたった76円でも払いたくなかったと思いますけど。クビにされなかっただけでも、雇用者はマリアナ海溝のように深い慈悲をお持ちの方だなあ。


一方、剣がワームだと加賀美にバレてしまいます。今回の話で唯一まともなパートです。
加賀美もガタックになる際に一度死んでるらしいので、もしかしたらワームかも知れないし、あるいは別の秘密があるのかも知れない。しかも本人にその自覚がないのも剣と同じ。
このことが今後どう波紋を広げるのか。気になるところです。

*1:それはそれでかな〜り問題ですが

*2:それは別に問題無いだろ

*3:http://www.toei.co.jp/tv/kabuto/index.asp