Task.21 打出の小槌

週末は久しぶりに泊まりで実家に帰ってました。千葉なのでそんなに離れてるわけでもないのですが、いざ帰るとなると片道2時間の距離はやはりちょっと億劫です。
そんなこともあって、今週はメビウスはまだ見てないので、ボウケンジャーから。


菜月を巡って痴情のもつれから真墨と映士が相争う――のかと思ったら、単なる似た者同士の小競り合いでした。なんだ、つまらねえ…。
そういう気持ちが作用したのか、いろんなところで演出的に萎えました。


まず、喧嘩の原因がくだらない。「黒いの」と言われてあんなにキレるとは、ちび黒サンボに文句を言うエセ人権団体かっちゅうの。
気に入らないにしても、それを仕事に持ち込むなと。最初に怒って喧嘩を仕掛けたのが新米の映士ならともかく、一応はプロであるはずの真墨というのも×。いくらなんでも喧嘩が子供っぽ過ぎる。子供番組だからってあんまりだ。
崖を上るとか、崖から転落しそうになるとか、そんなの変身すれば無問題なのでは? その程度の障害で協力心を深め合うというのも無理がある。
2人が対立するきっかけと、2人が協力しなければならない障害について、もうちょっとネタをひねり出してもらいたかったところです。せめて映士が転落しそうになった時、真墨が一切悩まずに映士を助けてたら、もっと感動できたと思うのですが。それに「銀色ーっ!」ってどうよ。


そもそも、ガジャのところにリュウオーン様が乗り込む最初の展開からして無理矢理な感じだし。
さらに巨大化した竜人なんか、大きさの考証がすごくいい加減な感じだし。竜人のサイズを基準にすると、巨大化前のアルティメットダイボウケンとサイレンビルダーのサイズが合わないよ。
こんな風にいろいろ落ち度が目に付いちゃうと、変身シーンだけ凝られても、なんだか取ってつけたように見えてしまう。それにカッコイイ変身は、明石が前にもっとすごいのやったしね。


今日に限っては、リュウケンドーの方がはるかにマシな話でしたな。ゲキリュウケンと剣二の友情が熱かったです。