風のマリナ
たまの休暇で出かけた先で怪獣に遭遇という、あまり無さそうなんだけど、なぜかウルトラマンには必ずあるシチュエーションのお話です。
単純にプライベートシーンで怪獣騒動に巻き込まれるというだけでなく、マリナの聴力とバイクという特技を生かした話になっているのが良いです。GUYSメンバーは性格だけでなく能力面も個性的でいいね。
かつては、その抜群の聴力がむしろバイクレーサーとしての限界となっていましたが、それを見事に克服したことと*1、しかし最早バイクレーサーに未練は無いほどにGUYSの仕事が好きであることを、自然な流れの中で描写しているストーリーは秀逸です。
ただ、ウルトラマンの格闘パートはイマイチかな。
首だけ飛んでくるような敵は、もうちょっと巧い動き方はないものだろうか。あまりに動きが不自然で。
肉弾戦でピンチに陥りながらも、一瞬の勝機を掴んで怪獣に隙を作らせ、光線でとどめを刺すというのが理想的ですが、一瞬の勝機を掴んでというのをすっ飛ばして、怪獣の手の届かない空中から光線とは、なんて卑怯な。
しかも最後のツルギ…じゃなくてウルトラマンヒカリは要らないだろう。電波障害で怪獣の位置特定が困難だったという今回のミッションで、そう都合よく現れられては、せっかくのマリナの活躍が有り難味が薄れてしまう。
「オイシイところばっかり持っていきやがって」って、それはサコミズ隊長だけで十分ですから。
放送の３日ほど前に、「女優・清水あすかの活動予定」というメールが届いて*2、メビウスにゲスト出演のご連絡がありました。
「清水あすか」の、吹き替え無しのアクションシーンの数々を是非ご覧下さい！！
影丸茂樹を一本背負いで投げ飛ばしたりとか、崖をロープで降下したりとか、ゲストにしてはいろんな事やらされてるなというのはあったけど、「数々」ってほどでは…。
でもまあ、ゲストで出て、いきなりハード目なアクションができる俳優というのはいいですね。久しぶりに宗師のご健在なお姿を拝見できて嬉しゅうございました。
