今週の特撮レビュー

今までも宇宙空間や月面上でたびたび戦ってましたが、そういえば月面上は重力が軽かったんだと今回初めて気が付いて、そしたら急にコクピットの中で体が浮いちゃったりしながら、ここは身軽な方が有利と悟った拓人の機転により、コアブレイバーで敵を倒すお話。
崖から2,3歩踏み出して空を歩き、そこで地面が無いことに気付いて改めて落っこちるという古典ギャグを、実写で忠実に再現しかねない勢いのセイザーX。素敵です。
重力が軽ければ身軽じゃない機体でも身軽に動けるようになるわけで、元々身軽なコアブレイバーがなぜ有利なのかはイマイチわかりませんが、アクロバティックなロボ戦はなかなか良かったです。

ツルギの人、あんまりカッコいくない。オッサンなのはメビウスが新人なのと対比する意味でしょうか。
ベロ出し女の正体が明らかに。いつも舌なめずりをしてると思ったら、正真正銘の食いしんぼでした。
奴が地球に来た目的は、きっと「世界丸ごと食べ歩き 食いしん坊王座決定戦」とかなんとかいう宇宙番組の収録だと思います。

まだ見てません。
夕方頃に電気店の大型液晶TVの画面に盛んにリュウケンドーの映像が流れていたのですが、何か特番でもやってたのでしょうか。

おしとやかなイメージのかぐや姫と、敏捷で謎めいたイメージの怪盗セレネーが、ラストでああなる展開は上手い。
ブルーが単に女性に甘いだけでなく、実は戦略的に泳がせていたというしたたかさがある面、それをレッドだけが見抜いている点など、なかなかキャラクター像に奥深さがあっていいです。
でも、「場所はわかっている、富士山」は大雑把だなあ。広過ぎ。せめて泳がすなら発信機か何かを付けてもらいたかった。


謎解きに使ったいくつかのキーワードは、実際に竹取物語にある内容なのかな?
まったくの創作でも別にいいけど、あるのだとすれば、脚本家はかなりいい仕事をしてるな。

ZECTの採用基準ってどうなってるんだ?
偽名使ってても入隊できてしまう杜撰な管理。
かと思えば、入隊するやいなや指揮官に大抜擢もある、人をみる目があり過ぎな超実力主義
かと思えば、行方をくらますと追跡不可能になってしまう無能ぶり。


天道が俺様なのはいいんだけど、あんまり他者との比較で「世界で一番優秀な俺様」とか言わない方がいいと思う。なんだか単なる自尊心肥大症の嫌な奴に見えてくる。
採用試験を経て抜擢されたことは弓削っちのセリフでもわかるのだから、「俺にできないことはない」とかで十分だろう。