三十六之巻 飢える朱鬼

あきらは両親を魔化魍に殺されてたのか。だから童子や姫に敵意を剥き出しにしてたのね。
悩むあきらに、ザンキならば経験から教えられることがあるのではと、イブキはあきらを一旦ザンキに託す。
親を殺された恨みが力になるはずだというあきらに、恨みを捨てよと諭すイブキとザンキ
あきらとしては納得行ってないのですが。
恨みを捨てずに鬼となり、鬼を辞めさせられた実例が、今回登場の朱鬼らしい。
その朱鬼が、次回はあきらに憎しみを忘れるなと諭すらしい。
あきらは無事迷いから脱することができるのか。それとも魔道に落ちるのか。


ザンキさんには先代ザンキさんという師匠がいるはずなので、朱鬼がおそらく最初の師匠で、彼女が鬼を辞めさせられることになった時点で、先代ザンキに引き取られたのだろう。
てことは、ザンキさんは同じ弦でも、ギターではなくて竪琴になってた可能性もあるのか。ちょっと見てみたいかも。


朱鬼はザンキの師匠という割には若いですが、いったい何歳なんでしょう?
いまだに鬼に変身できるし、変身しなくても式神を使えるというかなりの使い手のようです。
武器の竪琴も宙から出現させるし、いったいどうなってるんでしょう? 武器類も変身前から持ち歩かなくてはいけないヒビキ達とは一線を画する能力です。
幻の銀水晶の力でしょうか。武器も竪琴だし。きっと竪琴は剣形態にもなるに違いありません。そういえば、あの時に力を抑えるよう諭してた元タキシードの人も、イブキさんとそっくりな人でした。きっとあの人はイブキさんのお父さんで、現宗家の総長なのです。で、あの時の明るいけどちょっぴりドジなツインテールの女の子が、今の朱鬼なのです。顔は似てないですが、もしかしたら前世なのかもしれません。きっとそうに違いない。