二十八之巻 絶えぬ悪意

初っ端いきなり、明日夢は顔に痣作って、響鬼はバチを折られてのスタート。
ずっと前の万引き犯に暴行された明日夢を元気づけるため、ヒビキさんはバチ用の木の採取に山にこもるのに明日夢を伴った。


いつになく元気のない明日夢もそうだが、そういう明日夢のために泣くもっちーが切ない。
ヒビキさんは、明日夢に何を伝えるのだろうか。
その辺は来週のお楽しみとして、今週の見所は、やはり悪の陣営でしょうか。
前回イブキが遭遇した、謎の姫と童子が、くぐつを作り出している悪の黒幕のようです。
姫と童子と同じ顔ですが、男女の声が入れ違っていません。普通の人間っぽいです。
散らかった部屋を歩くのに、ちょっと戸惑いながら足を運ぶあたりも、普通の人間と変わりありません。
しかし、寝ないでいいみたいです。やはり人間ではないのです。前回の超越した力を見ても…。
さらに今回の新製品、武者童子を生み出すくぐつ。
誤って乱れ童子を生み出してしまってから、武者童子にするのは控えられてましたが、再び武者童子が脅威として立ち上がってくるのか。


この話はどういう結末を望むのかなあ。
明日夢がやはりヒビキの弟子となる、絆の物語だと思うのですが。
悪の首領みたいなのの登場で、これを倒したところに結末があるとすれば、倒してしまえば明日夢の代には鬼は不要になってしまう。かといって、倒さずに最終回ってのも考えにくいし。
悪の陣営にも後継者がいたりするのかしら。