第46話 未知なる力

前回国防省と仲良くなった澪と愉快な仲間たちに国防省からのストーカー護衛がついたが、麗香さんだけ護衛が付かず、澪さんとも引き離されてしまった。
「もう、私は必要ないのね…」
傷心の麗香さんは、星神島へ帰ると言い出す。
一方、自らにもっと秘められた力があるのではないかと夢見る自惚れやの神野は、スターリングが麗香に反応するのを発見。麗香に「俺のそばを離れるな」と口説く。
今まで澪さんオンリーで恋の一つもしたことない麗香は、この一言で、帰郷も忘れて激しく動揺。
かつては神野を非常に警戒していたこともあったが、そんなことは忘れて、ダルガと戦う神野の無事をスターリングに祈る麗香。
すると、愛の軌跡というべきか、麗香の声が神野に届き、神野はライザーパワーの片鱗を見せ、ダルガを退けるのだった。


相変わらず、伏線というものを知らない唐突な番組ですねえ。ある意味スカッとする部分でもありますが。
神野と麗香さんは、今までも散々顔を合わせてるのに、なぜ今頃になってそんな力が発見されるのか。
前々回の国防省の出現も唐突でしたが、今回の真のライザーパワーも唐突だ。
澪さんの天堂家を代々守っている麗香さんの本宮家は、始祖が実はライザー星人だったりするのかも知れないですね。


ジャスティライザーは、巨大ロボも持ってるし、シロガネになるジャスティパワーもあるのに対し、非常に不公平だった神野=デモンナイト*1ですが、このたびようやく、真のライザーパワーが登場します。
どうもダルガに横取りされそうな感じですが。
とことん不幸だな、神野。


そうそう、魔神ダルガがようやく地球に到着しましたよ。
34話で登場以来、3ヶ月近くかけて、ようやく到着です。
ジャスティライザーはかつて、宇宙の彼方まで一瞬で飛ばされ、シェイドスターに乗ってライザー星に立ち寄り、わずか10分で戻ってきたことがありましたが、おそらく同程度の科学力を持っているはずのダルガは、こんなに長い間いったいどこをうろうろしてたんでしょうか。
それはともかく、レジェンダー・ドレイクと戦っているところに、旋風とともに突如現れるダルガの図はなかなかカッコよかったです。

*1:名前からして汚名返上できてないのがこれまた不幸だ