第45話 アドロクス最終作戦

最近気付くとよくテーマソングを口ずさんでます。
内心けっこう番組を気に入ってるらしい(笑)


それはそうと、今回は「アドロクス最終作戦」。要するにコマンダー・アドロクスがアポーンする回です。
う〜ん、最期を飾るには、作戦がちょっとしょぼい気が……。前々回に2大幹部を蘇らせたのを最期の華にした方が良かったんじゃ……とか言ってはダメですか?
でも、アドロクスの戦闘能力の高さと、卑怯さと、それに比して頭が悪くてキレやすいところが、オカマキャラの中に見事に集約されているのを、余すところなく堪能できる、ある意味最期にふさわしい良エピソードでした。
以下の評を見ると、そうは見えないかもしれませんが(笑)


国防軍長官・白川に憑依したアドロクスの策略により、澪と愉快な仲間たちは国防軍に拘禁され、インローダーも取り上げられてしまう。
アドロクスはジャスティクリスタルを素手で奪い取ろうとして火傷を負う失態を犯し、司令官・九条に疑いを抱かれる(失態その1)。


そこで九条は、娘しかいない白川に「タダシ君*1は元気か?今年七五三だったな?」とカマをかける。
何の脈絡もなく突然に、カマかけバレバレの会話やん。それに、娘の写真立てが置いてあるんだから、せめて女の子の名前にせえよ。アドロクスがもうちょっと頭良かったら、普通に切り抜けられちゃうぞ。
しかし、アドロクスは輪をかけてバカなので、「タダシ? 子供の名前か?」と口に出して言ってから「ああそうだ」と肯定。アホ過ぎ(笑)(失態その2)


とはいえ、ジャスティクリスタルはまんまと手に入れたので、後は基地に持って帰るだけ。例によって空間転移でさっさと帰ればいいのに、どこに向かうつもりなのか徒歩で持って出るものだから、「長官、それも持っていくのですか?」とか部下に突っ込まれる。(失態その3)
こうなったら、いっそその部下をムッ殺しておけばよいものを、生かしたまま放置しとくものだから、長官はニセモノですたと九条にチクられる。(失態その4)
白川の正体に確信をもった九条は、白川を追う。


その頃、澪と愉快な仲間たちは、便利キャラ麗香さんの技により脱獄に成功、逃走を図るが、そこで逃走中の白川アドロクスにバッタリと遭遇。相手が変身できないチャンスに、いたぶりにかかるアドロクス。
そんなの放っといてクリスタル持って帰ればいいのに。案の定、九条が追いついて、インローダーを返却。あーあ。(失態その5)


しかし、簡単に形勢逆転はさせまいと、アドロクスは白川の体を人質に取る。
憑依した状態でアドロクスを倒せば、白川も死んでしまう。攻撃を躊躇するジャスティライザー
が、九条がはったりを利かせて、拳銃で白川ごと撃とうとする。
これにビビって、白川の体から飛び出すアドロクス。(失態その6)
お前は拳銃の弾なんて屁でもないだろうに。それとも憑依中は人間と同じ防御力になっちゃうの?
30分の短い番組内で、九条の拳銃嫌いという伏線をきちんと張ってあり、その拳銃で九条が脅す。しかし本当は、その銃には弾が入っていない。九条をよく知る本物の白川ならば、このハッタリを容易に見抜くであろうに…。
前回から描かれている、軍人にしては飄々とした風変わりな男・九条の人物像。そして、階級の上下はあるが、同期なのかタメ口で語り合う九条と白川の関係。この辺の要素がうまく結実されたシーンでした。


形勢逆転されてしまい、逃げようと空間転移の穴に飛び込もうとするアドロクス。最初からそうしとけば良かったのに。(失態その7)
しかし、穴の向こうで魔神ダルガが「失敗は許さぬと言ったはずだ」と通せんぼ*2
弾き返されるアドロクスにワラタ。


アドロクス、逆ギレ。そして猛攻。
今まで散々アホぶりを見せつけてきたアドロクスだけど、キレるとかなり強いです。
扇に乗っての滑空攻撃。なんか男塾でいたな、こんなキャラ。梁山泊十六傑あたりで。
しかし、白川とともに戻ってきたジャスティクリスタルで、シロガネ変身です。
圧倒的なシロガネパワーでついにアドロクスを撃破、国防軍ジャスティライザーとともに戦うことを誓うのでした*3。めでたしめでたし。

*1:名前違うかも。うろ覚え。

*2:こんなことができるのか(笑)

*3:どうせたいした役には立たないだろうけど