爆撃、5秒前!

前回からの続きで怪獣島編です。
レッドキングを倒した後、さらなる強敵!みたいな演出で登場した4体目の怪獣パラグラーは、なんとピグモンの味方怪獣でした。
てことで、既に制限時間がやばかったマックスは戦わずに済んだのですが、レッドキング戦のどこでそんなに怪我したんだか、カイト隊員は負傷で昏倒します。怪獣島爆破の刻限が迫っているというのに、さっさと解決して脱出してしまってはドラマが盛り上がりませんからね。


ショーンが戦闘機の修理のために振りかざす工具は、どうみても精密機器の修理とは思えません。
いや、ネタでやってるんだというのは分かってますが、せっかくの釣りに誰もかからずスルーというのも可哀想なので、ちょっと釣られてみました。


結局、怪獣島は何故突如出現したのかなあ?
何故日本に向かって推進航行してきたのかなあ?
この辺は説明されず仕舞いでしたね。


今に始まったことではないけど、ハヤタの中の人とかフジ隊員の中の人とかはどうなんかなあ?
爆破命令を出す時の苦渋の決断とかが軽すぎる。
「命令違反だぞ!」「本当は望んでたんじゃありませんか?」も、含みも深みも感じられない表面的なやり取りに終わってしまっている。
監督の演出能力不足ってのもあるのかも知れんけど、なまじっか大御所だけに、演技指導とかもしにくいんだろうな。
旧作のウルトラマンファンが納得できるレベルの作品になってないのに、こんな所だけ懐かしの役者を使っても、ファンは納得しないでしょう。ていうか反感買うだけなんでは…。
どうせ使うなら、森次晃嗣とか毒蝮三太夫辺りなら安心なのだが…。