二十四之巻 燃える紅

自分のやりたくないことでも、やることに何がしかの意味がある、その事をトドロキが香須実に、明日夢が日菜佳に説かれるシーンが、きっちりとリンクしているのが良いです。
言葉での単なる説明というものには説得力は無いですが、それが尊敬する先輩であり、憧れの大人であるヒビキさんの若き日の逸話であるだけに、説得力があります。


残念なのは、それを理解したトドロキと明日夢で、トドロキの方は戦いを通して成長が描かれてるのに、明日夢の方はその描写が無いこと。放送時間に限りがあるとはいえ、応援の本番というイベントが用意されていたにも関わらず、片手落ちですね。
要するに、ホイッスル明日夢とチアもっちーは見れなかったよ、残念。
その代わり、明日夢もっちー、あきらの三角関係があって面白かったですけど。


とか何とかテーマに沿ったお話は、しかしながら、響鬼紅の度肝を抜く登場で、吹き飛ばされてしまいます!
紅変身前の、炎に囲まれた響鬼の図がカッコイイ!
ドロタボウの大量殺戮、その技のキレも圧巻!


でもさー、この紅変身って、毎年夏になるとやってるんだよね?
また秋になると、せっかく強くなったのにしおしおと弱くなっちゃうって事?
まあどうせ、今年はいつもと違うからパワーアップを維持しなきゃならん、とかいうことにして、番組的には問題無いんだろうけど。
戦いがルーチンワークになってることの弊害ですな。