九之巻 蠢く邪心

2話で一つの話になってるクウガ以来のフォーマットの仮面ライダー響鬼。奇数話は前編です。
ヒビキさんとイブキさん、それぞれマカモー退治に勤しみますが、どうもイブキさんの方は事前の情報と話が違う感じ。空飛ぶ敵が担当のイブキですが、敵はどうもヒビキさんの得意分野の重量級っぽい。次回、2人が協力して戦う前フリです。


敵が強くなっている。人の裏をかこうという悪意が働いている。この線でいずれ真の敵が見えてきたりするんでしょう。
アキラというキャラも魅力的で、ますます面白くなってきてます。
一方、明日夢君の方は、全く日常から脱却しない、非常に地に足がついたリアルな少年像が描かれてます。鬼や妖怪で御伽噺っぽい要素盛りだくさんながら、現代劇から乖離しないのは、明日夢少年の描き方の細やかさに負うところ大でしょう。
でも、ヒビキさん達と比較して鍛えてない明日夢君だけに、体力的にへばったり情けない思いをする描写が多いのですが、へばった時にジジイみたいに腰曲げるのはどうかと思うぞ。まだ15歳なんだから、もうちょっと若々しいへばり方をしよう。(ってどんなだ?)