第22話 激闘!立ち上がれ真也

またまた真さま……真也が主人公な今回の幻星神ジャスティライザー
なぜ真也はいつもこう扱いが良いのか理解に苦しむのですが、まあいいや。
序盤の真さまネタは単純に楽しく、3人の人間関係、特に真也の人物像が柔らかくなってる変化が見て取れて良いです。
こうしたほのぼのシーンから一転、苛烈なピンチが襲いかかり…というストーリー仕立ては結構好きなパターンなのですが…。


今回の敵の作戦は真也=ライザーガントを足止めしつつ、ジュウライザー以外では対抗できない怪獣で超星神を倒そうというもの。
怪獣隕石の落下、ビルの倒壊、逃げ惑う人々など、巨大特撮は素晴らしく良いですね。さすがゴジラ東宝。ここら辺では東映よりも一日の長があります。
敵の鳥型怪獣は、羽ばたきで強烈な風を起こし、ケンライザーを全く近づけません。ケンライザーが炎で攻撃しますが、風で炎が返ってきて自分でダメージを食う始末。まんまと敵の術中にはまります。
風は前にしか来ないんだから、ニンライザーの素早さなら簡単に後ろに回りこめるんじゃね?とか、他の星神獣を敵の背後から援護射撃させりゃいいんじゃね?とか、そういう事を思ってしまう俺は卑怯モンですか、そうですか。やはり敵の策を力でねじ伏せてこそヒーローですか、そうですか。


前回正体を表した神野=デモンナイトにかなり苦戦した我らがジャスティライザーですが、今回はガント一人での戦いを余儀なくされます。
やはり相当に苦戦して、ついに倒れるガント
豪快な走りで無意味に駆けつけた澪さんにピンチが迫った瞬間、それを遮る者が!
それは再び立ち上がったガントだった…!
驚愕のデモンナイト。
ジャスティパワーがアップしてる!」と澪さん。
なかなか燃える展開!
おのれ〜、とトドメとばかりのベアークロー@ウォーズマン風の突貫攻撃。
それを素手で受け止めるガント!
�堯福陰◆�;;)
いや、それ強くなり過ぎですから〜。
紙一重でかわす、とかにしといてよ〜。
何の根拠も無く、「ジャスティパワーがアップしてる!」の一言でそんなにパワーアップしちゃ、一気に雑魚化したデモンナイトの立場ないじゃないですか。


そんな感じで、デモンナイトを撃退。ガントも巨大戦に合流し、ジュウライザー怒涛の遠距離射撃で怪獣撃破。めでたしめでたし*1


なんだかなあ…。
シロガネ誕生のための前ふりパワーアップエピソードなんだろうけど…。
せっかくのいい感じのお話なのに、敵の作戦も、それに付き合う翔太たちの戦い方も、なんか頭悪いなあってのと、ガントのパワーバランス無視したパワーアップで、非常に萎える展開となってしまいました。
はあ…。

*1:投げやり気味