Episode16

今回のウルトラマンネクサスは弧門クンの挫折→逃避→復活です。
前回ラストでビーストを撃てなかった弧門は、そのまま現場から逃走。管理官に現場復帰は無理との烙印を押され、MPに狙われます。
記憶消されちゃう〜というところを、姫矢を追う記者根来に救われる。
根来記者は決して善人などではなく、情報を聞き出すために弧門を助けたのだけど、「記憶を消してほしかった…」という弧門を叱り飛ばす辺りに、この男はどんな人生を歩んできたんだろうと想像させるものあり*1


溝呂木が弧門クンにリコの幻影を見せて、現実逃避を誘う。抜け殻となった弧門を人形として利用するために…。
…って、あれ? 人形ウルトラマンをまた作るためなのかよ!?
リコを殺して人形ウルトラマンにして、それを布石に使ってここまでやってるんだから、もっとすごい何かを狙ってるかと思ったのに。
溝呂木、いったい何したいんだよ?
なんか、やっぱりこの番組は、弧門クンの不幸ぶりを描くというのが一番のテーマになってるような気がしてきたよ。


リコがくれたガンバルクイナ君をきっかけに、リコの思いを消さないために、前に進むことを決意する弧門君。逃避しといた方が幸せだった気もするが…
いつものべらぼうな強さも何処へやらで苦戦するナイトレーダーの元に颯爽と現れ、ネクサスと力を合わせて不死身のビーストをついに撃破。
めでたしめでたし。

*1:これが伏線で後で何かが生きるということはないだろうけど