Episode.22 フルスロットル・エリート

特捜戦隊デカレンジャー、今回は、夜明けの刑事デカブレイクの登場!
宇宙警察本部長官のホルス星人ヌマ・Oが出てきたり、特キョウの説明があったりと、デカレン世界の広がりを感じさせるエピソードです。
ヘルズ3兄弟の次兄ボンゴブリンの間抜けっぷりが楽しいな。
ご自慢の肉体で弾いた弾丸を踏んでずっこけるシーンは爆笑。ヘルズ3兄弟がそれぞれ圧倒的な強さを見せて、戦慄の走るシーンでのギャグ*1。ちょっとしたシーンだけど上手いなあと思ってしまった。子供にうけると思うなあ、こういうシーンは。
ボンゴブリンの口を狙って攻撃しようとして、口を隠すボンゴブリンに

ウメコ「はぁ〜い、ボンゴブリン」
ボンゴブリン「はぁ〜い」

ここら辺はお約束な間抜けぶりで、テンポの良さも手馴れたもんですね。


そして気になるデカブレイク姶良鉄幹、通称テツは、「正義は勝つ!」という5人の気持ちを、ナンセンスと言い切る男。
そういうキャラで来たか〜。
キャリア15年のベテランなのに年齢20歳。光の速さで動けるってのはちょっと無茶だろう。
とにかくべらぼうに強いわけですが、派遣されて来る前に、犯人について徹底的に分析した上で適任者を決定しているということで、言わばヘルズ3兄弟に特化した強さだと予防線を張って、強さのインフレに続くデフレに備えてるわけですね。


テツ役の吉田友一くんは、爽やかな二枚目ですが……セリフが棒読みだ。それも、かなり最強クラスに。さすが特凶。
今回の話での棒読み加減は、むしろ感情の乗らないのほほんキャラに合ってて、感情乗り過ぎなバンとの対立という点で好対照で良かったかもしれない。
でも、予告の変身セリフにもまったく気合が乗ってないのはいかがしたものか…(- -;;

*1:しかもBGMはブリッツ・ヘルズ流のメタルサウンドのまま。