南くんの恋人 第2話

前回は、前作と比較してしまって結構厳しいと書いたんですが、今回は良かったです。
小さくなるまでのエピソードと、小さくなってからのエピソード、という違いが大きいかな。比較した上でも、今回の作品のいいところが目につくようになってきました。もちろん、前作は前作のいいところがあるわけですが。
主人公の2人のキャラ設定が前作とちょっと違う*1のが、いい感じで回って来たような気がします。
二宮和也って、ナヨナヨな感じのキャラクターなので、1話のように駅伝で大活躍するような精彩を放つ役というのが、どうもピンとこなかったんですが。ちよみが小さくなってから、優しく愛し頑張るキャラというのはピッタリですね。クールだけど優しいという前作・武田真治のキャラとはちょっと違って、かっこよさで負けるけど、一生懸命さが伝わってくる。
深田恭子もいいなあ。高橋由美子のとはまた違ったキャラで。はきはきサバサバした感じ。高橋由美子のは、ちょっと優しくされると「南くん……(うるうる)」って感じでしたが、深田恭子のはそこら辺とってもサバサバしてる。だから心理を読み取れない部分があるんだけど、ドラマだとその裏の心理が見えるのでいじらしいという。
キャラ的に抜け出せてないのは、やはり野村さん役だな。今のところ、この人だけは前作とキャラ設定が変わってないですね。でも、宮路真緒では、ちょっとキャラ合ってない気がする。


*1:2人以外はもっと大きく違う