ヴァンパイアホスト

LAST EPISODE 魔女の復讐殺人・解決篇?
他の書くので手一杯でなかなか感想書けませんでしたが、最終回だしね、書かないわけにはいかんよね。
面白くなかったわけではない。むしろ面白かったし、印象に残るラストでしたが。
なんかヴァンパイアホストに期待してきたものとは、かなり乖離した内容だったので、どうまとめたもんか、ちょっと悩むな。
これはこれで面白かった。でももうちょっと違うラストを期待してた、ということになるのでしょうか。


最後、莉音がどうなったのかがイマイチよくわからなかったですが、結局ヴァンパイアにはなってないということですね。
足は治ってないし、日中でも普通に行動してるし、力を封印するネックレスも無いし。それにヴァンパイア化したのなら、蘇芳がいなくなる理由はないし、逆にいなくなったら困るよな。


玲羅は結局、第1に死にたかった、第2に自分を殺してくれなかった蘇芳を恨んだ、ということですね。
そのために志穂ら3人が犠牲となり、天藍は騙され、莉音は足を失ったわけですから、玲羅を殺せなかった蘇芳の優しさは、結果的には罪なことだったと。
玲羅が「ごめんね蘇芳」と謝るところは切なくなりました。
ここまでしなければならないほど、玲羅は苦しかったんだということがわかって。
それに玲羅がただ悪役として死ぬのではなく、謝られてしまうと、蘇芳も苦しい。忘れられない苦しみがずっと残ることになる。
でも、この苦しみを背負って永遠に生きていかなければならないこと、これもまたヴァンパイアの悲しき宿命。
結局、限られた命しかない私としては、死ねない苦しみなんて、実感としてよく分からないわけですが、このような形で苦しみの一端を表現してもらえると、多少なりとも蘇芳の気持ちがわかる気がします。
で、それあってこそ、ギャグの部分もより生きてくるのかな、と。
てことで、またギャグ全開で続編があるといいなあ(笑)