第18話

変身すればレンゲルの意思にのっとられることがわかっても、ライダーの力に未練がある睦月。しかし、取り上げられたはずのベルトは、自らの意思で睦月の元へと帰ってくる。ベルトに魅入られる睦月。しかし、変身前でも幼馴染を手にかけようとしてしまった自分に気づき、ベルトの力に恐怖する。しかし、捨てても戻ってくるベルトは、自らの意思で睦月を強制変身させる…。
かなりホラーなベルトです。
ライダー3人とアンデッド4体が錯綜する多人数バトルは、555の終盤を彷彿とさせます。
今まで手も足も出なかったレンゲルに、睦月の意識で攻撃の手が一瞬緩んだ隙をついて、ブレイドのパンチ炸裂。これはちょっと燃え!
しかし、ここで、悪徳正義執行人、もしくはデスノート野郎、桐生がレンゲルに変身。
え〜っ、どうなっちゃうの〜?


うむぅ〜、面白い展開になってきました。
腐っても井上敏樹というべきか。ドタバタしつつも、主張がはっきりしている。それでいて、話は錯綜しているから、先が読めない。
今までは、多くの登場人物に出番を与えるのに必死で、何がポイントなんだかさっぱりわからなかったのですが。
小夜子、伊坂といった登場人物を整理しての井上敏樹脚本投入は、やはり方向修正のテコ入れだったのでしょうか。
脚本が今井詔二の手に戻ることはあるのか!?
井上大先生が引っ掻き回した後にやるのは大変だぞ(笑)