第13話 いい? 答えは聞いてない

催眠治療が部外者の尾崎にかかっちゃうとは、わはははは……と思ったら、愛理姉さんにまでかかっちゃって、催眠状態のまま尾崎の車に乗って、かつての恋人(?)との思い出の場所へ。
どうも、尾崎を恋人と勘違いしているっぽいです。
まずいぞ、愛理姉さん、貞操のピーンチ! どうなる、次回!? 目が離せません!!


て、本編はそっちじゃねえだろ(笑)


公園で餌をやるおじさんの周囲に動物たちや鳥たちが集まる、なんとも幻想的な風景。
でも、勝手にノラ猫やハトに餌やられると、増えちゃって近所迷惑なんだよね。それに、野鳥の類に餌やっちゃだめだよ、生態系破壊しちゃうじゃん。まったく、このオヤジは身勝手なことしてくれるな、と思って見ていると…。
良心的にも小音量で*1ダンスの練習に励む、健全な青少年たちが登場。
いくら小音量でも、そりゃ動物たちは逃げ散ります。とはいえ、別に動物虐待をしたわけでもなんでもありません。
しかし、オヤジはその歪んだ動物愛護精神に基づいて怒り、少年たちに食ってかかります。
どう見ても言い掛かりだし、多勢に無勢でオヤジは退散。
しかし怒りは収まらず、イマジンと契約して、愚かな人間どもを公園から追い出しにかかるのであった。
…とまあ、そんなお話。


リュウタロスってのは、どういうキャラなんでしょうね。そもそも、いつから良太郎の中にいたのか。
猫を脅かしたと言って、ダンス少年達に暴行を働き、鳥の巣箱を壊したと言って、イマジンを倒そうとしつつ公園設備を大破します。
動物愛護精神には富んでいるようですが、かなりアブナイ。目先のことしか見えなくなるタイプでしょうか。
しかも、その目的は、良太郎をやっつけること? いったい誰がそんな指令を? カウンセリングをやった三浦が何か言ったことを誤解したとかでしょうか。
良太郎を深く封じ込めて、完全にモモ達との連絡を絶ってしまうとは、他の3人にはない力を持っているようです。
イマジン体よりも電王変身フォームが先に出てくるというのが、また異例。永らく良太郎に憑いていて、電王としての活躍ぶりも見聞きしていたからか、武器もバイクも、最初からそつなく使いまくりです。


イマジン相手なら、力で対抗すればいいですが、良太郎を乗っ取られては、モモ達にもどうすることもできません。
モモが感じたであろう、手も足も出ない焦燥感と無力感を、自分も共有して見ていると…。
ハナの呼びかけに応じて、リュウタロスも予想外の強さをもって、良太郎復活!
よかった〜〜!
ここはかなりホッしたというか嬉しかったというか。敵を倒すのとかとは全く違ったカタルシスがありました。
さすが良太郎! 頼りなくても精神は強いぜ!
さすがハナ! 無駄に暴力振るってないぜ!


良太郎こと佐藤健君のブレイクダンスは、なかなか決まってるね〜。
番組だと、短いカットで適当に誤魔化すと、実はあまり踊れてなくても、上手く踊ってるように見せることも可能ですが、彼は実際に結構上手い。電王の放送開始前に、番宣を他の番組内でやった時の映像が、ネットにアップされてたので、見たことがあるのですが。

*1:本人たち曰く