特撮まとめてレビューPART 3
訂正
×蘇我町子さん
○曽我町子さん
訃報で名前間違うなんて、俺のバカバカバカ！
ところで、2日前の夜あたりから（つまり訃報のエントリーを書いた直後くらいから）しゃっくりが止まらないというか、止まっても定期的にぶり返すという、かつてない症状に見舞われているんですが…。*1
もしかして魔女の呪い？
うわ〜、もう名前間違わないから許してく〜だ〜さ〜い〜！！
では、1クール終了間近のボウケンジャーのレビューをば。
スーパー戦隊○周年と銘打つ作品はろくなもんが無いなという印象なのですが*2、ボウケンジャーはどうでしょうか。
ボウケンジャーはオーレンジャー以来だと思いますが、メンバー内に隊長がいて、隊長とその部下という関係がはっきりした階級制プロ戦隊。
戦隊はメンバーの人間関係が面白さのキモなので、あまり階級がはっきりしてると、どうもその辺が損なわれるんだよな〜と思いつつ、最初は不安視してました。
戦隊は特撮の中でも特に対象年齢が低めなので、どうしても和気藹々とした雰囲気のつくりになるため、硬派な設定や組織階級を持ち込もうとすると、結局中途半端な描写しかできず、美点を損なうだけになりがちです。
ですが、今のところ、他の戦隊シリーズ比較で、抜き出てはいないですが、平均点程度には面白いかなと思います。
黒と黄の2人が組織に染まってないことで、お互いの人間関係に幅ができてるな。それに赤も、基本的にリーダーっぽくはあるものの、それ以上に自分の冒険心に忠実で、わくわくすると抑えきれなくなる辺り、必ずしも階級の縛りを受けない良いキャラです。
女性陣キャストは敵も含めていい感じだ。風のシズカのコスチュームはもっと露出度がほしかったが、忍者らしく変装＝コスプレに期待しよう。
敵の陣営が複数あるというのも斬新。
なんだか世界忍者戦ジライヤを思い出してしまいます。あれは変身しても素顔の一部が出ててちょっとかっこ悪いし、戦いの規模も小さいしで、最初はイマイチでしたが、だんだんキャラクターが増えてくるにつれて面白くなったものでした。
ボウケンジャーの場合、当面敵陣営は今の３つから増えないでしょうが、いずれこれらを凌駕する新たな脅威が出現するんだろうな。
ボウケンジャーの所属するサージェスという組織自体が非常にアヤシイという気もしますが、サージェスが実は世界征服をたくらむ悪の組織だった…なんてことは、さすがに子供番組ではないかな。あったら面白いんですが。
ロボはイマイチかっこよくないな。シャベルとピッケルが武器…というのは抜きにしても、デザインがイマイチ。
着脱組み合わせが自由自在というのは、ガオレンジャーロボ以来の自由度で、これでかっこいいなら玩具は売れそうだけど、やっぱりデザインがなあ…。
しかも早くも新合体の登場で、もはやダイボウケンは出番無しな予感。南無。
