第11話 父、帰る

拓人とレミーの喧嘩が面白い。
戦いの渦中にお互いに言い合いながら、ノールックで敵をバシバシと攻撃。百発百中なのが笑える。
海賊の三将軍も今回は非常に気合を入れて来たのに、形無しです。


拓人の父親が初めて登場。拓人のダメキャラの由来や、拓人と祖父宗二郎との関係が深堀りされてます。
グローザなる謎の人物が現れて、レミーの故郷であるルーエ星が滅亡に瀕していることを告げ*1、拓人は父との久しぶりの再会を振り捨てて、傷心のレミーの元へ向かいます。
「これは同情なんかじゃねえ。こんな時にそばにいてやれないで、何が仲間だ!」という拓人の言葉が熱く、感動的です。
拓人、成長したなあ〜。
結局、父親と拓人の間に特段のやり取りはありませんでしたが、父親は今回の話の猿回しとなり、引き立て役となることで、拓人のキャラクターがしっかり肉付けされましたね。
戦いの部分では思いっきりギャグを織り交ぜながらも、ドラマの部分の人物描写がしっかりしているのが、セイザーXの良いところです。

*1:実際は500年後に滅亡するので、未来を変えるという希望があるような気がするが、どういう扱いなんだろうこの番組では