Stage.40 蛇女の庭〜マジーネ・ルルド〜

一途だけど周囲の和を気にしない魁と、周囲の和は図るけど一途さの足りない芳香。
前回は芳香が一途な思いの大切さを学び、今回は魁が周囲の和の大切さを学んだ。
山崎さんを前回は芳香(姿は魁)と絡め、今回は魁(姿は芳香)と絡めることで、上手くこのテーマを処理しています。
それは良いのですが、そのテーマは前回半分提示されているので、今回の結末は見る前から見えており、このテーマだけで押すにはパンチ力不足です。


そこで強力なパンチとなったのは、やはりウルザードの出現でしょう。
パパは生きていた!…ってことかな? それともやっぱり魂だけで、復活はしないのでしょうか。最終回は家族そろっての大団円で終わってほしい気がしますが。
もうウルザードの姿でなくブレイジェルの姿でいいじゃん、という気もしますが、ウルザードの姿の方が馴染みがあるからということなのでしょうか。それとも別の理由があるのでしょうか。玩具ではマジフェニックスとウルザードは合体互換可能なので、そういう共闘路線とかの狙いもあるのかな???


入れ替わっちゃった姉弟の魂が元に戻るのは、てっきりトードの毒液をもう一回浴びるような工夫があるのかと思ったのですが。スフィンクスが助けてくれちゃいました。
自力での復帰でないというのも残念ですが。
スフィンクスは以前にもヒカル先生を助けており、同じ事を2回やられると興ざめです。困った時のスフィンクスちゃんという扱いはちょっとなー。
トードの特殊技能はトードだけの個性であるべきで、それと同じ事ができるというのも気に入らないです。
それとも同じ事ができるのではなく、無効化したということなのかな。そういえば、ドレイクの必殺技も打ち消してましたね。完全無効化のスペシャリストなんでしょうか。