第9話 史上最悪の3日間

毎回毎回「俺の名前は安藤拓人だ!」と律儀に自己紹介する拓人ですが、F1レーサー志望というのは毎回アピールされてても忘れそうになりますね、本編で全然出てこないから。それでも毎回「F1レーサーを夢見る安藤拓人は…」と入れるのは、やはりスポンサー指令なんでしょうか。


今回はその拓人と、敵の炎将軍の暴走コンビが、海賊船のダストシュートに閉じ込められて呉越同舟というエピソードです。
最初にライオブレードを奪うまでは、炎将軍が珍しく頭使ってるのに感心したり、それにあっさりひっかかる拓人のアホさ加減に笑ったり。
最初は険悪だった2人が、しばらくすると同じような悩みで意気投合したり、炎将軍はそれでも途中では騙し討ちしようとしてたのが、最後は背後から斬りつけるのを潔しとせず逡巡したり。
アホな2人ですが、気持ちの推移がよく描けてたんじゃないでしょうか。


しかし、あらゆる攻撃を跳ね返す壁って、たかがゴミ箱にえらく高コストかけてるな〜。
この材質で鎧でも作れば無敵なんじゃないのか、宇宙海賊さん。
そんな立派なゴミ箱用意しなくても、宇宙空間なんだからゴミなんて船外排出しちゃえばいいんじゃないの?
それとも船内で完全リサイクルなんでしょうか?
宇宙に優しい宇宙海賊。