女刑事みずき

沢井美優ちゃんが出演ということで見てみました。
タイトルからしていかにもマイナー刑事ドラマだし、旬をとっくに過ぎた感の浅野ゆう子が主演だし、つまらなそうなドラマだな〜とか密かに思ってたのですが、見てみたら案外面白かった。
男社会で働く女(しかも1児の母)としての苦労はもちろんあるわけですが、あんまりそれを前面に出されても鼻につくし、そんな中で男顔負けの大活躍を演じられてもリアリティが無くなるところなのですが、このドラマでは上司(小林稔侍)にも理解があり、そうかと思えばやたら噛み付いてくる同僚もいて、捕り物のところで失敗することもありという感じで、無理なく入り込めるリアリティがあるドラマでした。


それはさておき、沢井美優ちゃんですよ。
ドラマで見たのは久しぶりですが、綺麗になったな〜。
イベントとかでは会う時は絶えず笑顔を振り撒いてるわけですが、今回はちょっと悪い子の役で、つんけんした表情を見せるわけですな。新鮮です!
でも悪い子といっても、もともと手におえない不良少女というわけではなく、要は悪い男*1にヤラレちゃって、過敏に過剰防衛的になってしまっている、攻撃性の裏に怯えがあるという境遇なので、怒りの表情を見せられても、かえって可哀想になるというか、守ってやりたくなるというか、そういう役どころなわけです。
だからもう可愛いのなんの!
セーラームーンで培った演技力は、全く衰えないどころか磨きがかかってるねえ。
犯人役でも死ぬ役でもなく、最後までキーになる役というのもポイント高く。
1回限りのゲストというのももったいない感じで、また出させてもらえないかなあ。


あと、子供の携帯の着メロが響鬼さんだったよ(笑)

*1:平成ウルトラセブンの人なんですが、これがまた某アヤヒトさんに似てたりするところが何とも…(笑)