第10話 貫け!信じあう心

今週の幻星神ジャスティライザーは先週に引き続きいいお話。
翔太のまっすぐな心が心地よく、ヒーローかくあるべし、って感じです。
人の気持ちを斟酌しない男=真也も、信じ抜こうとする翔太の気持ちを思いやって、ユカが真実を話そうとするのを止めるし。
ユカはユカで、最後に翔太に「あんまり心配かけないでよね」と言ったセリフで、オリオン座博士=二宮老人から「惚れた弱みか」とチャチャが入る辺りが、非常に耳にこそばゆい。
古き良きヒーローモノですなあ。
ストーリー部分は案外いいんです。バトル絡みがちょっとイマイチなんだ。いや、アクションそのものはいいんです。ただアクションにシナリオ意図が反映されてないことがよくある。
たとえば、「幻星神は3人揃わないと力を発揮できない」という設定があっても、イマイチそれが視覚化されてない。翔太が欠けてた時のジュウライザーは確かに苦戦してたけど、翔太が入った所でケンライザーに変形しちゃうので、逆転したのが3人揃ったからなのか、マシン特性が変わったからなのかがわからない。*1
いいセンいってるんですが、惜しい。

*1:前々回はケン→ジュウに変わったことで、遠距離適性が有利になったように