第9話 オリオン座の秘密

今回の幻星神ジャスティライザーは、カイザーハデスを封印するステラプレートにまつわる攻防の続編。オリオン座博士の気持ちを思いやる、伊達翔太のちょっといい話です。
ユカの前でかっこつけたい翔太が、オリオン座博士の噂を聞いて、最初はバカにしつつも、「そういう変化球もアリだよな」と思い立ち、ユカと一緒にオリオン座博士の家を訪ねます。ユカが「なんちゃって博士なんじゃないの? 蝶ネクタイかなんかしちゃって」と言ってたら本当にそうだったりするのが、テンポも小気味よく面白い。
ユカは、嫌味なことを言ってもいやらしい感じにならない、いい演技でした。


「宇宙人とプレートは関係ない」「プレートを持ってたら危険だ」という2つの論拠で、博士からプレートを回収しようと言う真也と、博士の気持ちを尊重したい翔太は対立する。
このままプレートを持ってたら危険だ。しかし無理やり取り上げることはしたくない。そこで翔太の出した結論は、「博士にとことん付き合ってみる」というものでした。その連絡を受けて、「あいつ…」とニヤリと笑う真也。
爽やかなで軽やかな翔太の行動と、それを認める真也という構図がいいですね〜。