Episode.38 サイクリング・ボム

今回の特捜戦隊デカレンジャーは、またバンが走りまくるエピソード。今度は自転車だ!
なんかバンって走ってばかりで、こういうイメージがついちゃうと、バン役の載寧龍二君は、芸能活動がそっち系ばっかりになりやしないかと心配です(笑)
特オタで知られる、中川翔子がゲスト出演ってのもいいですねえ。
でも、同じ走る話なら、以前のランニング・ヒーローの方が好きかな。あっちは最後まで走りきった上に、頭の方も冴えてるところを見せるオマケ付きで、バンの魅力満点でしたけど。今回はバーツロイドらに攻撃されて中途脱落だったからねえ。あのバーツロイドとか、敵からしてみれば敢えて繰り出す理由は無かった気がするんだけど、なぜあそこに出てきたのか。
あと、ヤーコが乗り物酔いのひどいのを狙って、偶然を装って自転車を貸すという、アリエナイザーの知能犯ぶりはなかなか良かったです。けど、ランニング・ヒーローの時のバイズゴアみたいに、名前の通った正体不明の知能犯という前振りがないために、どうも小者感が漂います。それでいて、ちょっと苦戦した印象があるので*1、「やっぱデカレンはカッコイイ!」という爽快感にイマイチ繋がっていってないのが残念。
デカベースロボの出動もなんか必然性がないしね*2。全体的には「なんで?」というちぐはぐ感の拭えない点がちらほら。ファルファ星人の開錠能力とか、ハートに火がつくと大人になるという設定も、かなり無理やりだあと言いたい設定だけど、まあ常識の範囲内で通用するならアリエナイザーという呼称も無いわけだから、そこは納得しとこう。
あの子豚ちゃんのパペットは、とてもリアルに見えて良かった。あと、ホージーのパトジャイロで自転車吊り上げの妙技も素敵。

*1:まずテツが行き、4人が行き、巨大戦でバイクロボが行き、基地ロボが行き、レッドが行って、ヤーコの助けも得て、ようやくデリート

*2:久々の登場で嬉しかったけどね