第39話

広瀬パパ(の記憶を受け継いだトライアルB)と栞との邂逅。そう持っていくために睦月を使うというシナリオワークは上手いと思いました。けど、睦月と栞たちは今までもそんなに密には接しておらず、広瀬の名前を聞いただけで、よく栞に聞きに行ったな、というツッコミはある。
虎太郎が事情を知らされずにはぶにされる辺りが、前作のケータローっぽくなってきたな。
広瀬パパの行方を追って、ボード関連施設を手分けして探す剣崎と橘さん。ボード関連施設って、そんなにたくさんあるの? 所帯はそんなに大きくない秘密組織だと思うんだけどなあ。
睦月があまりにもヘタレですねえ。最近ずっとヘタレの睦月ですが、前回剣崎を追い詰めた時には、「何も危険なキングフォームにならなくても、ジャックフォームくらいで十分だろう」と思うと同時に、「ノーマルフォームでは、今でもレンゲルの方が強いのか*1」と思ったりもしたのですが。ワイルドカリスには片手で振り向きもせずにあしらわれ、今回はトライアルに一瞬でのされて縛られて吊るされ、全くいいとこ無し。
始は戦いより天音ちゃんとのラブラブが大事。ロリコンとしての人間としての心を見事に取り戻しました。というか、リバウンドで、よりロリコンに拍車がかかりました。いや、今回のはトライアルとライダーの戦いで、アンデッドが入ってないので、もともと始には関係ない戦いなんです。だから、無視でいいんです、今回は。決してロリコンなわけじゃないんです。ロリコンじゃないんですってば。
虎姐さんは、最初は「アンデッドの戦いに仮面ライダーなどというものはいなかった。邪魔するな」という考えだったのに、最近は「戦いを面白くしてくれるといいけど」という考えに変わってるらしい。
広瀬パパ(春田純一氏)のアクションは見事ですね。ビシッと決まってかっこいい。戦隊で2年連続中の人もやった経歴*2は伊達じゃない。天王寺理事長(森次晃嗣氏)の不気味な演技も見事です。

*1:ブレイドもカテゴリーキングをカード無しで倒したりして、フォームチェンジ無しでも実力上がったかと思ったのですが

*2:他にも東映特撮には多数出演してるね