総括

なんだか最終クールが普通に面白かったです。それまでネタ番組ポジションだったのがウソのように。
いつもの自分だったら、「グランセイザーにこんなものは期待してないんだっ!」とか言いそうなところですが、スカッとした後味の良さは、ネタ番組だった当初から変わってない持ち味で、いいラストを迎えられたので良かったです。
序盤、セーラームーンがトキメキ路線の時には完全ネタ路線で*1
中盤、セーラームーンがシリアス路線の時にはガンガン路線で*2
終盤、セーラームーンが雌伏路線の時にはイケイケ路線で*3
このように、同じ朝に放送するセーラームーンとの食い合わせが非常に良かったのも功を奏してましたね、全くの偶然ですけど*4


次作「幻星神ジャスティライザー」が既にスタートしていますが、超星神が12人いたのに対したった3人と、非常に控えめな布陣。戦隊なら5人が3人になるだけで大騒ぎなのに、実に75%カットです。
で、その第1話ですが、主人公となる少年と少女が、お互いに微妙に「いいな」と思うくだりが丁寧に描かれており、3人に減らした効果が早くも出ており、なかなか好感持てるスタートを切っています。
ただ、人物描写に深みを持たすのはいいのですが、グランセイザーのように、そもそも何なのかという謎があっさり解明されちゃってるので、ストーリー的な深みを持たすのは難しそうな気もします。今後の展開に注目。

*1:伝通院先生語録だけでも語りつくせない魅力が!

*2:ガントラス、ダイセイザー、ダイロギアン、ユウヒと、次から次へと新メカ、新たな力の解明が!

*3:ロギア再三の挑戦、オメガ、ボスキート、ベルゼウスと、グランセイザーの謎に迫り、ついに敵の全貌が明らかに!

*4:偶然いい方に転ぶというものグランセイザーらしくて良い