ミライの妹

なんだかイヤ〜な話です。
サイコキノ星人――自分達の超能力を使ってあちこちの星でイタズラを繰り返している宇宙人とのことですが、怪獣を暴れさせるなんてイタズラの域を越えてます。侵略目的でなければいいってもんじゃありません。明らかな悪人です。
それなのに姿形は子供のなりで、子供のイタズラだからおおめに見ましょうよ的なストーリーは納得いきません。
子供のやることだからって、相当酷いことでも「イタズラ」で済ませるなんて、窃盗を万引きと言い、売春を援助交際と言って、軽い印象にしてしまってるのと一緒です。全くもって教育上よろしくありませんよ。
だいたい奴らは、地球人の子供の姿を借りてるからって、本当に子供かどうかなんて分からないですし。
ここはトリヤマ補佐官の行動が正しい。なのに悪人扱い。いくらトリヤマ補佐官だからってあんまりだ。
ウルトラマンの身動きまで拘束するなんて、能力も危険極まりないレベルです。こんな力を自分の楽しみのためだけに振り回してるから、故郷の星まで滅ぼしちゃうんですよ。そんな力を他所の星に来て振り回さないでもらいたいですね。まったく宇宙のダニ野郎です。SPDジャッジメントでデリート許可ですよ。


それはそれとして、ミライ君は町で「ちょっとそこのお兄さん、可愛い子いるよ」と声かけられたり、「なあ兄ちゃん、金貸してよ」と絡まれたりしたことは無いみたいで良かったですね。もしあったら、いつものごとく「はい!」と爽やかな笑顔で付いて行っちゃいそうです。