女子バレー 後半3連戦

3戦とも負けちゃったよ〜(泣)
でも、日本よく頑張った。
課題もいろいろあるんだろうけど、細かい薀蓄を垂れるほど詳しくもない俄かファンですので、ここは楽しませてもらったことを単純に感謝しよう。


ブラジルは確かに強かった。日本らしい活躍をさせてもらえなかった感がある。それでもよく粘った。
キューバ戦は本当に惜しかった。勝ててた試合だけに残念だ。勝利への執念に負けた感がある。
中国戦は結果的にはストレート負けだったけど、試合内容は決して悪くなかった。単純に数字上の試算をしても意味無いことを承知であえて言えば、大友のサービスミスを差し引けば同点以上だぞ*1


最後の中国戦では、大友愛のサービスミスが痛恨だ。失点がというより、低すぎる成功率でわかる、彼女の感じているプレッシャーの強さと、それに対する精神的な弱さが問題だ。
エースとして嘱望される人間は、当然ながら大きな期待を受けるわけで、そのプレッシャーを力に変えていく術を持っていなくてはならない。大友の成長には、実はそこが一番大きな課題なのではないか。
ミスの連続だったところを、ようやく成功させたサーブでサービスエースを取り、これで抜け出せたかと思いきや、次でまたミスである。まじんのオノみたいな奴だ。*2


高橋みゆきは全参加国中の得点王だ。すげえ。
完全マークされて、ブロックが2枚ついても、ほとんど止められない。
狙ってブロックアウトを取れる目と勘の良さがあるから無敵だ。
しかもあの笑顔。ムードメーカーでもある。チームの精神的支柱としても貴重な存在だ。
文句なしの最強の剣、竜神王の剣です。*3


我らが菅山かおる姫も、最終戦ではスタメンでこそなかったが、2セット目以降フル出場で活躍。
マークが薄かったこともありスパイクも多く決めたが、守備も素晴らしい。
決勝リーグのチームはどこも強打の破壊力が凄まじく、これに警戒するあまり、たまにフェイントとか2アタックとかをやられると、いいように点を取られていたけど、中国戦ではかおるちゃんの早い反応がそれを防いでた。どうかするとリベロの桜井より反応早いからね。
拾って繋げて勝つためには、この防御力は必須でしょう。
攻撃良し、防御に良しの、きせきの剣です。


セッター竹下佳江は、どんな位置からでもトスを上げるほか、レシーブ力も秀逸。
これでもか、これでもかと、同じ所にトスを上げる傾向があるが、これは読まれる危険がある一方、各アタッカーにしてみれば、失敗したままで終わらず、成功するまでやらされる(やらせてもらえる)わけで、選手の成長という点では素晴らしいのではないかと思う。和を尊ぶキャプテンならでは。
メンバーチェンジとかで外れると、メンバー全員の攻撃力が格段に落ちるのがよくわかる。キューバ戦のラストは、それでやられたような感があった。
賢者の石か、ふしぎなタンバリンといった所。


その他のメンバーについても一言ずつ。
宝来眞紀子はぐれメタルの剣 ちょっと褒めすぎか。でも、一番背が高いし。器用さに乏しいが性能は良い感じで。ブロックポイントも優秀なんで、やいばの鎧とかも考えたけど、スリムな体型にごつい鎧のイメージが合わん。
杉山祥子はやぶさの剣 ブロード攻撃の素早さがイイ。
櫻井由香:ちからの盾 当然防御系アイテム。彼女の気合で、仲間が活気付く。
吉澤智恵いかずちの杖 器用さから、戦士系武器よりは、使用できる魔法使い系武器な感じ。

*1:orz 素人にこんなこと言われないようにガンバレ大友!

*2:素人にこんなこと言われないように(略)

*3:シリーズ通して最強武器が決まってれば良かったんだが…