怪奇大家族 第六怪 怪談!赤線幽霊つやこ

今回も大爆笑させていただきました。やっぱり、映像的に怖い方が、笑いの部分は面白くなりますね。
今回は大谷充保が怖い幽霊つやこ役で登場。ヴァンパイアホストの時もアイドルとしてはどうかという怖い演技を披露してましたが、今回も怖いです。今回は忌野家の中だけでおさまらず、初っ端から外に犠牲者を作ってますから、ちょっと今までの幽霊とかとは別格に害のある幽霊です。霊力が強いためか、一般人にも見える人が多いらしく、忌野家でも治虫以外の皆は見えてました。ははは、やっぱ治虫は全く霊感無いんだね〜。
赤線幽霊とは、女郎屋に売られて若くして死んだ女の幽霊で、チェリーボーイを狙うんだとか。TVニュースで犠牲者たち(童貞)の顔が必要以上に鮮明に映ってるのも何だか可笑しい。誰なんだこの人たち?
今回のつやこさんは、その昔、お祖父さんの忌野淵男(藤村俊一)が通った女郎で、お互いに想い合っていました。でも、淵男にはお金がなく、足繁くつやこを訪ねることはできませんでした。淵男はやがてお祖母さんのキワと付き合うようになり、それを知ったつやこは淵男の前から姿を消してしまいます。
そんな過去のあるお話……なんですが、まさかおひょいさんに学生服を着せるとは思わなかったなあ(爆笑)
清四がパンツ一丁で赤線幽霊に立ち向かう図も笑えます。淵男と女幽霊アサミも同行してるんですが、傍から見ると、この2人の幽霊は見えないので、夜道をパンツ一丁で歩く不審な男のできあがり。そこで及川奈央を出してきて叫ばせる辺り、秀逸です。そう来るかというシナリオ上の仕掛けが随所にあって楽しめました。
アサミちゃんの出番も多くてよかったです。それにしても忌野家の幽霊たちは面倒見がいいな。なんで幽霊なんかやってんだ?