ヴァンパイアホスト

書こうかどうしようか迷ってたんだけど、暇だから書こう。
といっても、前回今回の狼男篇は、その前の透明人間篇のような飛びぬけた面白さは感じなかったんですが。
推理モノの謎解きどんでん返しは、狼男篇の方がキテたかも。ただ、求めてる面白さはそういうとこじゃないんですよね、俺の場合。漫画のようなギャグを漫画に劣らない間でやってくれるテンポの良さ、透明人間篇はこれが絶妙だったと思います。


それはそれとして、ヴァンパイアホストって、水戸黄門のような時代劇に通じる面白さもあると思います。どういう所がそうかというと、印籠に対応する切り札、ヴァンパイア変身を持っているところ。
ヴァンパイアホストでは、相手は強化怪人でも何でもないただの人間なので、ヴァンパイア変身すれば絶対無敵なんですが、その切り札は最後まで取っておいて、むしろ正体を隠して、普通の人間と同じ手段で事件を追うわけです。これは、水戸黄門が絶対無敵アイテムの印籠を持ちながら、その身分を隠して事件を追うのと同じで。
見る方は、最後に無敵アイテムが出る大逆転が絶対にあることをわかってるから、わくわくしながらラストを楽しみに見る。さらには事件を追うのに、特権を生かした裏技みたいなのをあまり使わないため、自分の目線で事件を追いつつ、登場人物の有能ぶりに感心することもできる、という寸法。


……とか何とか書きましたが、この程度の共通項なら結構多くの番組がこの同類に入りそうです。それにヴァンパイアホストの真に楽しむポイントは、これとは違うとこにあるしな(爆)
結局暇に飽かせて書いた駄文ということか(笑)