ウルトラQ

だんだん面白くなってきました。
どこまでが夢なんだかわからない、何が本当だかわからないというタイプの、割とよくある話で、オチも「夢か〜」で安心させておいて、もう一回落とすというオーソドックスな展開ではありますが。
登場人物の立場が微妙に入れ替わったり、父親が科学者で3年前に他界したところなど部分的には共通だったりというあたりが、いかにも夢っぽくて、不思議ワールドを醸し出してます。
こういった不思議系ちょっと怖いストーリーは「世にも奇妙な物語」とかに引き継がれてるのかとも思いますが、「世にも〜」の方は、もしこういうのがあったら…というような、もしもボックス的な別世界で、主人公だけでなくその周辺を少し巻き込んでるのに対して、ウルトラQの前回と今回あたりの話は、当事者が一人しかいなくて、もっと内向的で、傍から見たら「気が狂った」で済まされてしまいそうなところが、かえって怖くて不思議な感じでいいです。